SHM-CDをご存知でしょうか?
その名もスーパーハイマテリアルCD(Super High Material CD)です。
どこがスーパーか?
それは、
1.CDの表面のポリカーボネートの透明度が(液晶テレビ並みに)高い
2.レーザーで読み取る(凹み)の精度が高い
3.専用ラインで生産
なんだそうです。
CDはもともとピックアップレーザーの読み取りエラーがあることを前提にして、その読み取りエラーで欠落した信号を瞬時に計算し、補完しながら再生しています。
だから、CD表面のキズ、振動、ポリカの透明度の低さなどで、もともとCDに記録されている原音を忠実には再現できていないのです。
きれいに聴こえるのは単にノイズが少ないだけ、といっても過言ではないでしょう。
そこで、その読み取りエラーを極力減らしてあげて、音を良くしようというのがこのSHM-CDです。
音の良いCDとして、SACD(スーパーオーディオCD)というのがありますが、このSACDは専用のSACDプレイヤーが必要です。
でも、このSHM-CDは今まで使っているCDプレイヤーで再生できます。
しかもお値段は変わらず。
それで、今までより音がいいってお得ですよね~。
実際、いいんですよね、音が。すごく生々しくてクリアな感じです。
この秋から、続々とクラシック、ジャズ、ロック、ソウル、ブルースの名盤がSHM-CDで復刻限定生産されています。
これからどんどんこのSHM-CDが増えていくのかなぁ?
このSHM-CDの簡単な解説はこちらを参照下さい。
(上の写真は限定生産の体験盤で、内容は新旧ロックミュージックのコンピレーション、それで、同内容の通常CDとSHM-CDの2枚組でなんと1,000円!既にメーカー在庫がないので、店頭在庫を探して購入しました。他にクラッシック編とジャズ編があります。)