フォトイメージングエキスポ2009の続きです。
オリンパスブースを見た後は、各メーカーのブースを覗いたり、用品メーカーのブースを覗いたりして歩きました。
一日じゃ、ちょっと見切れないですねぇ。
そんなこんなで午後も後半になって。
ディスプレイメーカーの「
EIZO」で無料のミニセミナーに参加し、液晶ディスプレイとプリント結果との簡易的なマッチング方法を勉強しました。
さらに、「
Jungle」というソフトメーカーのブースで面白いソフトについて、私たち夫婦だけに臨時のセミナーを受けました。
その面白いソフトとは、「
HDRsoft Photomatix Pro 3.0」です。
「HDR」とはHigh Dynamic Range の略です。
これは、実際に見てみないと感動できないのですが、
簡単に言うと、
カメラは機械なので、ハイライトに露出を合わせるとシャドウがつぶれ(黒つぶれ)、シャドウに露出を合わせるとハイライトが飛んでしまう(白飛び)のですが、そのような被写体を、標準と露出高と露出低の3枚の写真を撮っておいてソフト的に合成して、人間の見た目に近い絵(イメージ)を再現してくれる、
ソフトなのです。
実はこのソフト的な処理は、最近のコンデジでも使われているようです。
例えばキャノンでは、
「画面の階調を判断し、暗い部分を自動的に補正する「暗部補正」」という処理をしています。
ニコンでは、
「D-ライティング・・・・画像再生時には、逆光やフラッシュ撮影時の光量不足で暗く写った部分だけを明るく補正できる「D -ライティング」が可能。補正した画像は元画像とは別に保存する。」
などなど。
欧米ではこういうソフトがかなり売れているらしいのですが、日本ではこれから!とのことです。
いやー、欲しいですねぇ、このソフトは。